2014年

10月

08日

銀行通帳はどこの口座を作るか

会社設立後に必ず行う手続きはいくつかありますが、その一つに会社名義の銀行口座の作成があります。メインバンクは今後、会社の経営に大きくかかわってきますので、慎重に選別をしてもらい所です。特に、近い将来プロパーでの融資を希望されるのであれば、早くから銀行担当者との信頼関係を築くことは重要になってきます。そのため、大手銀行よりも信用金庫、信用組合などで通帳を作成することも十分価値があることかと思われます。

ただ、この場合、我々税理士事務所の立場から経理実務の観点から注意頂きたいのが、その銀行の通帳の記帳のされ方です。現在ではあまり見られなくなりましたが、稀に通帳のコピーを見ると、摘要欄に振込先など一切記載されず、単に「振込」という文字だけ記帳されている通帳があります。どこかへ振り込んだことだけは分かりますが、それがどこかはわからないケースがあります。この場合、我々は当然全ての取引先の確認作業を行います。すると、多くの場合、どこだったか忘れています。となると、予想で帳簿を付けていくことしかできません。

こうなってくると、社長様の面倒だし、我々も面倒なだけではなく、場合によっては税務リスクが高まります。

このような通帳記入のされ方は、信用金庫等に多いのが事実です。システムの更新が出来ていないことが原因と聞いています。

通帳を作成する前に、記帳のされ方も口座開設を検討している各金融機関に問い合わることをお勧めします。