2013年

6月

26日

校長の公募

大阪では今春から小学校の校長先生の公募が実施されておりますが、在職3カ月で退職される校長先生が出たそうです。維新の会の肝いりの政策だっただけに残念ですが、それ以上に小学校に通う子供たちはどのように思うのでしょうか。自分が小学生の頃を思い返すと、校長先生は自分からするとおじいちゃん世代で、貫禄と威厳を兼ねそろえた方でした。今思えば50代半ば程度だったので、まだまだおじいちゃんではありませんが、当時はそう思っていました。ちょっとしたことで褒めてもらえれば当然ですが、少し話をしてもらえただけでもうれしくなりました。校長先生って子供からすればそういう存在なんじゃあないかと思います。今回ご退職された校長先生は、まだ30代後半と若く、私たちがイメージしている校長先生とは世代も考え方も違うでしょう。特にまだまだ現役なので、校長先生の職が嫌なら、次の自分にあった職を探せばいいという感覚なのかもしれません。政治の世界もそうですが、民主党時代、それ以前から日本の総理大臣はころころと変わります。国会議員であれば総理大任になれる回数が増えてラッキーかもしれませんが、一番迷惑を被るのは国民です。海外の首相高官が日本の総理大臣と面会をしても一年後には変わっているから意味がないと言うそうです。小学校の先生であっても、違法行為で免職になるのはともかく、自分の都合でころころ止められては、子供が迷惑です。

自分が嫌だからやめるというのはあまりにも大人として短絡的です。公募制度の善し悪しはまだ分かりませんが、最近の民間企業にあるような離職率の高さが校長先生の職にまで広がるのは教育上本当によくないことだと思います。何事も継続することは本当に大人として大事なことです。嫌なら辞めるという人間像を本来見本になるべき校長先生が見せつけることに危機感を感じます。